peugeotの妖精

s16というスポーツグレード。 フォルクスワーゲンでいえばGTI的位置付け。 いいクルマでした。 よく走り、よく曲がり、よく止まる。 私にとっては初めてのラテン系四輪車。 後輪のサスペンションはコイルスプリングではなくトーションバーでした。 ドイツ車のようにスパッと曲がるのではなく、 車体全部をつかってしなやかに曲がる感じ。 まさに猫足。 「早くて楽しけりゃ、あとはどうでもいいやん」という造り。 15500139281_b04debdb01_z んー、なんてセクシーなデザイン。 ただしこのクルマ、良くも悪くもラテン的。 異音なんか当たり前で、「プジョーには妖精が住んでいる」とよく言われます。 いつもどこかでなにがしか変な音がしている。 低回転でのエンジン音はガサツだし、4人乗ったら自慢のリアサスはキュッキュッと音をたてる。 パワーウインドウだって壊れてるんじゃないかと思うぐらい派手なモーター音がします。 フロントドアを勢いよく開け閉めするとリアウインドウが割れそうに「バチャン!」っていう。 でも、いいんです。楽しいから。 で、今乗ってるVWルポ。 26174532563_a5046450b1_z 306とは対照的に質実剛健な造り。 ボディー剛性もバッチリ。 正確に走って止まります。 ところが最近妖精が住み着いた。 運転席側のドアに。 ドアをあけるとき、キュッ、キュッ、キュッ、と3回鳴きます。 必ず3回。 結構な音量で。 人が振り返るぐらい。 さあ、修理。 これぐらいがちょうど良いレベル。 ドアヒンジのラッチロッド部分から潤滑油を吹き込んでも変化なし。 27339315001_36037970a0_z ピョッ、ピョッと元気に鳴きます(-_^) ドア内張りを外します。 26802446114_c2bd7b4741_z 27135075340_83fdc57c38_z 防水のスポンジは外したくないのでスピーカーを、 27134936700_1b394b7663_z と思ったらリベットでとめてある。 必ずと言っていいほど訪れるこういうハードル。 どうしたものかと暫し考えてみても、外すしかない。 27410868295_0c57b65cc4_z ドリルでリベットを切って取り外し。そこからドアの中を覗くと… 27376852026_f35ec2dd27_z ラッチ機構の本体がすぐそこにあります。 ここが音の発生源。 ライトで照らして構造を頭に入れて、潤滑油噴射。 愛用の潤滑油はワコーズのフッソオイル。 27376850436_1a1401e017_z 本当はスプレーグリスなのでしょうけど無かったのでこれで代用。 何度か繰り返すうちに音が止まりました。 嬉しい。 機械は正直で素直。 これだからやめられん。 つぎは組み立て。 27339311001_9b53443359_z ネジ止めの受けは先日交換したバンパーについていたクリップナットを使用。 ドアの内側に見えるサイドインパクトビームはなんとアルミ無垢材。 27376853076_c396117c53_z スピーカーはmade in tunisia チュニジア製。 北アフリカの国から来たのか、このスピーカー。 建築用のステンレスビスで固定。 27339312311_1e54f99fee_z 内張りを元どおりに戻して完成。 ひとり満足感に浸ります。 作業の中盤に、ニヤニヤしながら妻が持ってきてくれた自家製赤シソジュース。 「幸せそうやねぇ」みたいなこと言ってたな。 27339662731_db504b0c8c_z 確かにこういうことをしている時はこの上なく幸せ。 完成したクルマを眺めながら飲み干しました。]]>

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