G320整備
これが、 こうなっただけ。 でも大満足。 よりソリッドな感じになった。 数日後、ハンドルを切るときに異音がしている事に気付きました。 ギュギューっとゴムが引きずるような音です。 このタイミングで疑いたくなるのは交換したホイルかタイヤ。 でも、構造を考えるとそんなハズはありません。 どこかに干渉でもしていない限りホイルやタイヤの訳がない。 機械の不具合とはこんなもの。 ものすごく絶妙なタイミングで無関係なところが壊れたりします。 冷静になって考えると、ステアリング構造部品が怪しい。 夕食を済ませ、子供たちが寝たあと、 車庫に行き、クルマの下に潜って目視確認。 見るからに頑丈そうな部品群。 図太いラダーフレーム構造。 200ps以上のエンジン出力と高トルクを支える、 コイル式のリジッドサスペンション。 地面に寝そべって、しばし見とれます。 その奥に怪しい部品が見えます。 G320のステアリングはリサーキュレーティング・ボール式。 これはステアリングダンパーでしょうか。 ここが怪しい。 シリンダー部にシリコンオイルをつけてみることにします。 ・・・ ハンドルを右に左にきってみると、 無音です。 キタコレ! きっと的中です。 これが嬉しい。 こういうのが楽しい。 またすぐ壊れるかも知れないけど。 せっかく馴染んでいる部品を交換したくもない。 すぐにアセンブリー交換に走りがちなディーラーのサービス。 「壊れたら丸ごと交換」という習慣。 住宅でも同じことがあります。 住設メーカーや建材メーカーもそういう風潮です。 不具合があると原因を探らずに新品交換しようとします。 補修部品や交換備品を依頼すると法外な価格と気の遠くなりそうな納期。 売上至上主義、大量流通主義、物質主義に染まった「社会の質の低下」を感じます。 売る方も買う方もどうかしてる。]]>